大同病院は
名古屋市南部・知多半島を中心に
地域の高度急性期医療を担っています。
臨床研修病院 理念・基本方針
理念
医師としての人格を涵養し
“人のいたみ”のわかる
医療人を育成する
基本方針
- 日々の臨床で遭遇する患者や病気に適切に対応できるために、プライマリ・ケアの基本的診療能力を身につける。
- 患者の権利を尊重し、安全な医療を提供できる知識・技術・倫理観を習得する。
- 豊富な研修機会と充実した指導体制のもと、積極的・主体的に研鑽する。自らも指導する立場として後輩を育成する。
- 社会人としての自覚を持ち、チーム医療の一員として他職種と協調・協力できる、コミュニケーション能力を身につける。
- 信頼される医師として、「思いやり」をもって地域の人々に貢献する。
- 病院全職員が、医師の育成にあたる一員であることを自覚し、指導体制および研修環境の整備、充実に努力する。
大同病院で研修したい4つの理由
- 圧倒的な経験数と、
確かな臨床の手ごたえ
大同病院では、1学年あたりの研修医定員は8名程度。32診療科、年間救急搬送7,000件超、新規入院約1,000名/月という症例数を、この少人数で経験します。自ずと多くの症例に関わり、責任をもって診療に携わる機会に恵まれます。
若手・中堅の医師たちが活発にカンファレンスを行い、日常の中に学びの場があふれています。約150名が一堂に会する医局は風通しよく情報交換が盛んで、診療科の垣根も低いため、他科の先生からも多くの学びがあります。困ったときに相談しやすい雰囲気も魅力です。診療の現場を通じて確かな手ごたえを感じられる環境です。
- 地域医療の今と、
未来を見つめるネットワーク
大同病院が位置する名古屋市南部は、県内でも特に高齢化が進むエリア。また法人は高度急性期医療とともに予防医療、地域包括ケアという3本柱で地域医療ネットワークを構築し、病院単体ではなく、運営する診療所や介護施設と連携し、それを実践しています。
たとえば、この患者さんは「入院前はどんな生活をしていたのか?」「退院後どうなるのか?」と、目の前の患者さんの背景や退院後の生活のことを考える習慣が自然と身につきます。「誕生前から最期まで」すなわち小児から高齢者まで、診療・ケアを実践する医療現場では、総合診療・多職種連携の実践例があふれています。未来の医療を担う皆さんが、地域医療の“リアル”を肌で感じ、社会とのつながりの中で医師としての視野を広げていける環境です。
- 医師の働き方を変える、
先進的なIT環境とDX推進
当院では、電子カルテをはじめとするシステムの連携が非常にスムーズ。ドキュメント(DACS)や画像(PACS)を含む診療情報は一元管理され、紙のやりとりはほぼゼロ。業務効率化により、医師は「診る」ことに集中できます。さらに、医師全員にiPhoneを支給しています。
患者DX(デジタル・トランスフォーメーション)にも積極的に取り組み、チーム医療に必要な情報共有もスピーディーです。例えば「Join」というアプリを利用し、すぐにその場に行けない場合でも即時の画像共有が可能で、画像を見ながらの素早いコンサルトに役立っています。医師の負担を軽減した、スマートで実践的な医療を体験してください。
- あなたの成長に本気で向き合う
サポート体制
「少人数だからこそ、一人ひとりを大切に」
それが大同病院の教育の姿勢です。初期研修だけでなく、内科・小児科・麻酔科・総合診療などでは基幹型研修施設として専門研修まで対応。他の診療科を志す場合も、連携施設との豊富なつながりを活かしてサポートします。
また、卒後研修支援センターのスタッフが常に研修医を見守り、成長の節目には適切なマイルストーンを設定しています。研修医の声に耳を傾けながら、必要なときに必要な支援を届けています。さらに、院内では指導医向けの講習会も開催し、教育文化を深める取り組みも。学ぶ側にも教える側にも、成長の余地がある――そんな温かく、前向きな職場です。
データで見る大同の研修[2023年度]
救急車受入れ台数
7,440
台 / 年
救急外来受診者数
26,867
名 / 年
小児科救急患者数
9,841
名 / 年
手術件数
4,013
件 / 年
分娩件数
364
件 / 年
常勤医師数
144
名 / 2024年度
研修医の人数
17
名 / 2024年度
指導医の人数
63
名 / 2024年度
専攻医の人数
19
基幹・連携 / 2024年度
研修施設とサポート体制
救急センター

研修医は必修科としてローテートしたり、持ち回りで当直および休日の直当番を担当したりします。平日日勤帯には救急医、日当直時は専攻医(準夜)、内科直、外科直、小児科直、ICU直がおり、診療上の判断に困るときなど常にコンサルトできる体制があります。日当直時は医師の他に、看護師3名、検査技師、放射線技師、薬剤師各1名、事務員2名がおり、ともに救急医療を支えています。
大同病院の救急センターは、救急車からの受け入れ要請は全て受け入れ、ウォークインも含めて月間2,000人前後の救急患者数です。二次救急医療施設で、軽症患者から重症患者、心肺停止患者まで受け入れており、幅広い症例に接し、初期対応の力を身に付けることが可能です。日当直は月4~5回あると考えておいてください。
関連施設

法人内では大同病院のほか、だいどうクリニック(一般外来・地域医療)、重心施設「にじいろのいえ」(小児科)、日長台ファミリークリニック(地域医療)での研修も可能です。
法人外では、名古屋大学医学部附属病院、名古屋市立大学病院ほか、東海地区を中心に多くのすぐれた施設から進む方向や内容に合わせて、研修先をお選びいただけます。詳細は、初期研修(医科研修医)、専門研修のページをご確認ください。
教育システム

約60名の指導医が在籍し、指導医のスキルアップを図る自施設講習会も活発で、大同病院の教育の文化を深めています。少しずつ重なり合うことで重層構造をなす屋根瓦方式を採用しています。先輩医師が指導者となり、後輩には教育指導をするという役割を担い、教える側と教えられる側が共に学び合う組織を目指しています。
メンター制度

研修医ごとに先輩医師をメンターとして配置しています。有意義な研修にするための工夫や勉強方法、研修中に困っていること、将来の進路やプライベートについての相談にも乗ります。
卒後研修支援センター

研修医の間も、専攻医になってからも卒後研修支援センターの事務系スタッフが、皆さんの研修をバックアップします。「かゆいところに手が届くサポート」と研修医の皆さんにも好評です。常に優しく、時に厳しく皆さんを見守ります。