PEDIATRICS小児科専門研修

PROGRAMS基幹プログラムの研修

小児科

定員2名

プログラムの特徴

  • 基幹施設18カ月以上 + 連携施設・関連施設12カ月以上を含む、合計3年間の研修を行います。
  • 新生児期から思春期まで、圧倒的な症例数により幅広い知識を身に付け、偏りのない「子どもの総合医」を育成します。
  • NICU、ICU症例から在宅医療まで幅広い分野の研修を行います。
  • 名古屋市立大学病院ではNICU、研究、論文作成、名古屋大学医学部附属病院や名古屋医療センターでは血液・悪性腫瘍、あいち小児医療センターではリウマチ性疾患・腎臓・救急、静岡県立こども病院ではPICU、聖隷浜松病院ではNICUの研修を行います。

 

連携施設

 

特別連携施設

 

大同病院小児科専門研修ローテーション例(PDF:318KB)

大同病院小児科専門研修プログラム(2025年度版/PDF:1.47MB)

大同病院小児科専門研修紹介(PDF:2.47MB)

VOICE専攻医の声

モデルになる医師の背中を追いかけて
小児科医の矜持を学ぶ

浅井医師と水野医師(現・大同宏緑会理事長、重心施設にじいろのいえ施設長)。このタイプは違うけれども、大同病院の小児科にとどまらず、地域の小児医療に深く貢献してきた二人の大先輩の背中を追いかけられることは、このプログラムの珠玉です。医師としての信念や責任感、患者ファーストの姿勢、横溢するバイタリティ、後輩医師たちを全力でバックアップする懐の深さなど、その精神は他の上級医たちにも受け継がれていて、私たちの文化になっています。指導方針は柔軟性に富んでいて、やりたいことをやらせてもらえ、それでいて、いつも傍にいて支え続けてくれるのです。

また他施設での研修を通して、大同での学びをさらに補足できるところも大きなメリット。わたしは1年3カ月かけて名市大でNICU、あいち小児医療センターで腎臓などさまざまな小児専門医療の先生のもとでについて学ぶことができました。なんでも診ることができて、そして専門医に繋ぐべきときに的確に繋ぐ。そんな小児科医になりたいと思っています。(小児科専攻医 3年目・A.H.)

dr.h.a.

小児医療のすべてがある環境でのびのびと
在宅医療も豊富に経験

大学に入った時から小児科、特に在宅医療に興味を持っていました。病院で小児医療を幅広く学びながら、在宅でしかできない経験を早くから積める数少ない施設がこの大同病院です。訪問先では重症心身障がいの子どもたちを多く診ており、ご家族のさまざまな想いが交錯する場面に出合います。医師としてしっかり説明することで少しでも安心してもらえる。そこにやりがいを感じています。サブスペシャルティとしては神経疾患などを深めたいと思っています。

市中病院で症例数も大変多いので、commonな症例はcommonな頻度で診て、rareな症例はrareな頻度ながらまんべんなく診ることができます。普段の診療の中で「基本的に大丈夫だろう。でも本当に大丈夫だろうか」「おかしいな」という感覚を見つけられることが大事だと思っています。それができる環境がdaidoにはあります。(小児科専攻医 2年目・Y.K.)

小児科・久保田悠介

MESSAGE指導医メッセージ

浅井雅美医師
小児科専門研修
プログラム
統括責任者
浅井雅美 医師

◆小児科医への第一歩を踏み出すなら大同で
当院の小児科には、新生児から中学生くらいまで、プライマリから専門的に診るべき疾患例まで、あらゆる小児医療の症例が集まってきます。救急は24時間365日常に受け入れていて、2次救急はもとより最近では2.5次から一部3次救急にかかるような重症例も増加しており、さまざまな疾病治療にかかわることができます。目の前にいる患者さんを、自ら考えて診ていかなければならない機会が山ほどあれば、勉強せざるを得ないですし、学んだことの定着率も格段に上がります。そんな専攻医1人に対して、2人の上級医(小児科専門医)がチームになって、治療方針の客観的な評価や振り返り、困ったときの相談などにいつでも乗れる指導体制を築いています。個々の良さを引き出し、どこに出しても恥ずかしくない「一人前の小児科医」を育てることをモットーとしています。
育児中の若手医師も多いですが、託児所や病児保育施設、また勤務制度等が整っていることもあり、お互いが助け合って小児医療を支えているところも当院の特徴ですね。
(宏潤会理事/副院長/小児科部長)

早川梢医師
上級医
早川 梢 医師

◆経験を重ねて体得することが一番。だから大同病院
小児科は、ひとりの患者さんでもその成長とともに“患者像”がどんどん変わっていきます。ゆえに診療計画を立てる上で、長期的な見通しが大事になってくることも多いのですが、その児が大きくなってからどうなるか、長い目で捉えた方向性を考えることはなかなか困難です。わたしも専攻医時代には、上級医の先生たちのようにうまく先を見通せず、よく悩みました。しかし年数を経るにつれ、実際に成長する児とともに、徐々に身についていくのを感じています。
こどものことなら何でも診るのが小児科、なかでも急性期から在宅医療まで広範な領域に関われるのが大同病院です。市中病院として多様かつ豊富な症例が集まってくる。私はサブスペシャルティを決めることにも苦労するほど、その魅力を十二分に味わい、幅広い症例とその経過から多くのことを学んでいます。専攻医のみなさんに年齢的にも近い私は、ちょっとしたことでも気軽に相談してもらえる立場。自らが悩んできたことも踏まえ、先生たちをサポートしています。(小児科医師)

VISIT大同小児科見学

病院見学を通年で受け付けています。
ぜひ一度、当院の専攻医や指導医の様子を見てみませんか?

尚、オンラインでのプログラム説明も行っております(基本的に平日18時以降)。
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